参 道
本 堂
千二百四十年前に名僧行基が海底で光を放つ大木から三体の観音像を敬刻し、開眼供養して東の海に流されたその内の一体が御橋観音となり現在まで信仰の霊地として栄え、二條の大石橋、春の桜、秋の紅葉と平戸八景の景勝地として整備され今日の様に発展して現在に至っています。
御本尊十一面観音菩薩は、そのお姿を三十三種に変えて(三十三身)人間の様々な声を聞き、その求めに応じて救いの手を差し伸べてくれる非常に慈愛深い仏様です。
檀家寺として二十数軒の檀家もお守り致しておりますが、御橋観音寺はもともと民間信仰の霊地として、千二百年の歴史の数々を乗り越え皆様のお観音様として歩んで参りました。どうぞご相談事、各種御祈願、各御供養等はお気軽にご参拝頂き、お観音様のご利益に浴されるようご案内申し上げます。